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アッケシソウ

アッケシソウは、波が直接あたることの少ない海岸の入り江や塩田、干拓地などの塩湿地という特殊な環境に生育する塩性植物。
北海道厚岸郡(アッケシ)で発見された事に由来します。寄島町では平成15年干拓堤防で本州で唯一自生しているのが確認されました。
よしとうさんyamaさん 情報を元に、赤く染まったアッケシソウを見に行ってきました。

自生地周辺は葦などの雑草が繁茂している環境のため、これらの進出に伴う自生地の縮小が危惧されています。
この貴重な植物を守ろうと「アッケシソウを守る会」の方々が保護育成活動に取り組んでおられます。
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一面赤い絨毯。別名「サンゴソウ」の如く、深紅に紅葉しています。
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杭が打ってあるのは色によって生育範囲を表し、守る会の方々の努力で年々範囲が広がっているそうです。
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茎は多くの枝に別れ高さ10~40cm、枝は茎よりも短く葉は退化して麟片状になっています。守る会の方が詳しく説明して下さいました。
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今週がいちばんの見頃だという事で団体さん、カメラマンさん、たくさんの見物人が訪れていました。スタンバイOK!
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この方も恐らくアッケシソウ目当てに、てくてく。
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何故、ここ寄島にアッケシソウが自生しているのか・・・謎は解明されてないそうですが、夢とロマンは広がりますヽ( ̄▽ ̄)ノ
by yoko_f211 | 2006-10-18 22:26 | 花・植物


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